学生会員さんのこころちゃん。
自身が迷い猫を保護したことをきっかけに、CAPINに入会し、忙しい勉強の合間を縫って熱心に活動してくれています。
動物たちへの愛情たっぷりなこころちゃんが、CAPINの活動の様子を学内に紹介してくれました!
さらにその文章が3月21日の常陽新聞に掲載されましたので、ご紹介させていただきます♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【命の重さに違いはないということ】
迷い猫を自分で保護したのをきっかけに、私は動物愛護団体「CAPIN」の一員として活動しています。各地で保護された動物が集まるシェルターでは、朝は5時台から犬の散歩が始まり、その後も猫のお世話や、病気の動物がいれば病院へ搬送したりと休む暇はありません。保護されている動物たちの数が減ることはなく、譲渡会で貰われていってはまた新たな動物が保護される、といった状態です。
シェルターは、全国各地から送られてくる支援者の方々の援助物資とボランティアスタッフの献身で成り立っています。私たちスタッフの願いはただ1つ。私たちの大変さではなく、今この瞬間にも失われていく命があることを知ってもらうことです。
私を含め、人はよく動物を「飼う」と言いますが、人が「飼ってあげている」わけではないことを私は声を大にして言いたいのです。人間の赤ちゃんと同じように、動物は飼い主を選べません。人がその動物を飼うと決めた以上、飼い主にはその動物が亡くなるその瞬間まで、見届ける義務があります。それが無理なら、里親を探す義務があるのです。
2年前、東日本大震災がありました。その被災地に取り残された動物たちはあまりにも多く数え切れない程です。路上には動物の白骨化した遺体が横たわり、首輪を付けられたまま痩せ細って亡くなった犬もいました。そして、そうならないように動物たちを連れて行きたくても、連れて行けなかった飼い主もいます。避難された方の中には喘息やアレルギーをお持ちの方がいて、避難所や仮設住宅の多くは動物の持込みが許可されていないからです。しかし動物を飼っている方々にとって、動物は家族の一員なのです。今も多くの飼い主が深い傷から立ち直れずにいます。そうした方々にとって、1人の人間の赤ちゃんと同じように1匹の動物の命もかけがえのないものであり、命の重さに違いはないのです。
私たちはシェルターで動物のお世話や譲渡をするだけでなく、実際に被災地に入り、捕獲器を使って保護する活動も行っています。放射能汚染の心配もある中、スタッフが現地まで行き、今まで何十匹もの犬や猫を保護してきました。そして、その内の何匹かは元の飼い主の所へ無事に帰すことができました。ですが、未だ飼い主が見つからない動物や、飼い主の元へ帰る前に亡くなってしまった動物がいるのも現実です。震災後、シェルターで保護する動物は増加し、施設を拡大する一方で、人手不足の問題や、飼い主ご自身の生活の心配など、解決されていない問題が今も山積みとなっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このように、次世代を担う若い世代が、動物たちをとりまく現状に関心を持ち、問題意識を持って、なんとか変えて行こうと活動してくれることは、私たちにとって何よりも嬉しいことです。
今年後CAPINでは、今後は学校での講演やNPO法人との恊働などを通して、若い世代に向けての教育、啓発活動に取り組んでいこうと考えています。
こころちゃんのような若者が増えれば、日本の動物たちを取り巻く環境もきっと変わっていく!!
そう信じています。