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2010/12/17

【速報】 阿見町ブリーダー事件、起訴!

by:おかめ


昨年、阿見町でブリーダー事件がありましたのを覚えていらっしゃいますでしょうか。ブリーダー夫婦とその息子が劣悪な環境で動物を飼育し、皮膚病などに罹患させたまま放置するなどしていた事件です。そのむごい有り様は写真でも確認しましたが、ほんとうに許されない行為だと思いました。


219人がブリーダーを告発し、CAPIN理事の弁護士・坂本博之(山猫)が代理人となっております。告発人代表は埼玉浦和「ペット里親会」代表の上杉さんほかです。

 

17日午後4時、検察庁から坂本と告発人の代表3人に説明がありました。
結果は、ブリーダー夫婦は同日付で土浦簡易裁判所に略式起訴、息子は不起訴ということです。
起訴の内容は、①64頭の犬について、清掃や糞尿の始末を十分に行わなかった結果、皮膚病、結膜炎、外耳炎等の疾病に罹患させて衰弱させたという内容の動物愛護法44条2項違反、②38頭の犬について、狂犬病予防法に基づく登録申請や予防注射をしていなかった、というものです。
検察官の説明では、特に、①については、動物「虐待」に該当するかどうかが問題となったと言うことですが、環境省の見解も求めた上、虐待に該当するという判断となったということでした。また、動物愛護法44条1項での起訴はいくつか事例があったということでしたが、44条2項での起訴は余り例がないようだということでした。

そのあと5時から、土浦市役所内の記者クラブで、放送作家で動物虐待防止協会の藤村晃子さんの司会で記者会見が行われました。

以下に、そのときに配布した、告発人代理人の声明文を掲載します。




***

声  明



     


告発人ら代理人 弁護士 坂 本 博 之



平成22年12月17日


告発人らは、平成21年11月18日、牛久警察署に対して、阿見町で犬及び猫のブリーダーをしていた被告発人らに対して、動物愛護法違反、狂犬病予防法違反により、告発を行ったが、本日、水戸地方検察庁土浦支部から、被告発人らに対して起訴をする旨の説明を受けた。

本件は、定期的な清掃や消毒を行わないなど、著しく不適切な環境の下で動物たちを飼育し、多くの動物に疾病や傷害を生じさせた事案であり、厳しい処分を以て臨まれるのが然るべき事案である。本件のような悲惨な事件が二度と繰り返されないことを強く希望するものである。

また、本件は、度重ねて監督官庁である茨城県が立ち入り調査を行ったが、改善が認められなかった事例でもあり、茨城県にとどまらず、国に対しても、動物愛護行政の抜本的な改善が行われなければならないということを強く訴えかけた事案でもある。行政の担当者には、このたびの事件を踏まえて、悪質なブリーダーに対しては迅速且つ適切な対応を徹底することが望まれる。

折柄、現在、動物愛護法の改正作業が行われているところでもあり、国に対しては、本件事案も踏まえたうえ、ブリーダーについては、現在の届出制を改め、許可制を採用するなど、真に動物たちの福祉を実現するための実効性のある法改正を訴えるものである。





(CAPINからはとりころさん、ナナさん、ひめさま、つねおかさんが記者会見に立ち会われました。お疲れ様でした。)
23:35

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