県北のとある街にお住まいの方から、ご相談のメールがありました。
飼い猫が脱走してしまい、すでに2週間が過ぎており、
飼い主様はあらゆる方法を試されていましたが、お一人で動いていることもあり、
・全部が裏目に出ているのではないか
・何か保護できる方法はないかなど、かなり疲労されている様子でした。
直ぐにお電話をさせて頂き、状況をお伺いして
2日後、捕獲器などを持ちお伺いしました。
飼い主様はご自分でたくさんのことをしていました。
・張り紙だけでなく、一軒一軒ポストに投函ではなく実際にご近所の方を訪ね、
顔を見て事情を説明して連絡をお願いしていた。
・住まいが集合住宅の2階のため、猫砂をエントランスから玄関前に少しずつ置く。
・毎日何度も付近を名前を呼びながら捜す。
・捕獲器を用意し、目撃情報のあった場所へ設置する。脱走して2日後あたりから、ご近所の方々が目撃情報を頻繁に入れてくださったそうです。
近くに居る事がわかり、飼い主様も目撃。しかし、焦っている為に
怖がっている猫さんは逃げてしまい、何度か保護を失敗していました。
捕獲器も、別の猫さんが入っていたり、中のご飯だけが無くなり、
扉が開いたままのことも有ったそうです。
飼い主様とメールでのやり取りで、捕獲器で保護する方法しか無さそうな状況であることをお伝えし、
ご飯やおやつを数箇所に置いていた物をすべて撤去していただくよう、お願いしました。
何よりご近所の方々が親身になってご協力してくださり、情報を元に持参した捕獲器を設置して、そのままお貸しして帰ってきました。
その日の深夜、2時半頃にその捕獲器で無事に保護できたとご報告がありました。
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脱走した猫さんは、少しだけ開いていた網戸から外へ出てしまったそうです。
この季節、網戸からの脱走事故は本当に多いです。
爪をひっかけて網戸を開ける。
何度もカリカリとやり、網を破り強引に外へ出る。
網戸ごと外して外へ出る。「うちの子は大丈夫」という考えは絶対ではありません。
脱走は人災です。
今回は無事に保護できましたが、外へ出た猫さんは興奮状態であり、
車に轢かれたり、他の猫の縄張りに入って追い出されたり、時には冷たくなって戻ってくるケースも本当に多くあります。
病気を貰って帰ってきたり、怪我をして帰ってきたりという事もあります。
また、戻ってきた経験があると、次もし脱走しても大丈夫という、不確実な安心感を持ってしまうことも危険です。
まずは 出さないこと。
CAPINでは、里親希望のみなさまに、猫の完全室内飼いをお願いしています。
心がけのみならず、目に見える脱走防止対策をしてくださる方を
譲渡条件のひとつにさせて頂いています。
猫たちの安全を守る為、ご近所とのトラブルを避ける為等、
何卒ご理解くださいませ。
〇網戸脱走防止策の一例(これが万全という訳ではありません)

これはサッシをロックする、防犯用ロックです。
網戸自体はこれでは固定できません。少し開けたい時にサッシに使っています。
上下あると更に良いです。

網戸だけにするのは危険なので、100円ショップでワイヤーネットを何枚か買い
突っ張り棒と結束バンドでネットを固定しています。
付けたままでは緩む事がありますので、数日に一度は張り具合をチェックします。