しらゆきちゃんが、16日に虹の橋を渡りました。

6月6日に県南のとある場所で保護された幼い子猫たち5匹、
そのうち一番小さくて弱かった真っ白な子猫ちゃんが「しらゆき」です。
保護されたBFさんのお宅で初めて見たときは、
ほかの4兄弟は風邪をひいているようであれ、しっかりして遊びもできそうだったのに、
しらゆきだけ一回り小さくて、別のスペースに置かれて、ぐったりとしていました。
天から降ってきた白い雪片のような、軽くてふわりと柔らかい、
ほんとうにきれいな子猫でした。
名付け親は、さむがりさんです。
さむがりさんが連れて行った病院の薬袋に「しらゆきちゃん」と書いてあるのを見て
ああ、ぴったりな名前だと感心しましたが、それもひと月前です、たったひと月。

ふわりと地上に降りて、あっという間に天へもどってしまいました。
でも私たちに残したのは、大きなメッセージです。
長さに関係ない命の輝き、そのすばらしさ。
小さなからだで、沢山のことを教えてくれました。
しらゆきは、わたしたち人間のかすがい。しっかりときずなを結んでくれたと思います。
フルタイムでお勤めのBFさんのサポートに、しらゆきのミルクやりには、10人の仲間が参加したのです。
BFさん、さむがりさん、ポン子さん、じゃみさん、きっかけは春ちゃんさん、おおとら、リンテンス、ライム、山猫、おかめ。
hakoさんやhakoさんのblog仲間をはじめ、多くの仲間から、栄養剤やホットマットの差し入れや励ましの言葉をたくさん頂きました。
みんなから愛されて、可愛がられた子猫ちゃん。
こんなに恵まれた子はいない、本当に幸せだったと思います。


医療に詳しい春ちゃんさん。脱水させないよう、また適度に動くよう、アドバイスを下さいました。

ライムさん。スポイトでのミルクやりに奮闘しました。

hakoさんから宅急便で届いたホットマット。
低体温のため、とにかく温めました!
保護されたBFさんによれば、箱に入れられてきたときは、兄弟みんなの下敷きになっていて、
すでに衰弱が激しかったそうです。
スペ-スを別にすると、4兄弟たちはみな、台の上にあがって、しらゆきの寝ているケージのほうを心配そうに見降ろしていたそうです。
小さくても、同胞を案じる気持ちがあるのかもね、とBFさん。
きっと、いろんなことをわかっていますよ。

息をするのもやっと、といった風だったのに、よく1か月以上がんばって生き抜いた。
とてもいい子でした。
きらきらと輝くいのちそのものでした。
子猫というものは、ミルクが欲しくて欲しくて、耳をふさぎたくなるくらいの
大音量で鳴き続けるもので、人間の手にしがみつき、スポイトを噛みきらんばかりに
しゃぶりついてくるものですが
しらゆきはミルクを口に持っていっても、いやいやでした。
自分から欲しがるということはなくて。
もっとおいしいものがあるよ、世の中にはもっと楽しいことがあるよ、
がんばってもうちょっと飲もうよ、と声をかけては、飲ませていたのでした。
体重計にばかり載せて、目方を気にして
あんなに無理に飲ませなければよかった、
あんなにいやいやをして、口を開こうとしなかったのに、
辛い思いをさせてしまったと、涙がとまりません。


ぐっと口を閉ざして、頑固だったしらゆき。
辛かったね、ごめんね。
4兄弟は、
とんさん・みんさんの「連れておいで、面倒をみるから」の温かい声かけのお陰で
東久留米のご夫妻のお宅へ預けられ、手厚い看護を受けた結果、ウイルスを克服し、
少しずつ里親様のもとへ譲渡が決まっています。

当初は目脂だらけで酷いお顔でした。


左の子はすっかり健康になり、天井まで駆け上がるほどのやんちゃぶりだそうです。
右の子は、片目が塞がってしまっています。が、目の専門医さんまで通院し、
少しずつよくなっているようです。
しらゆきの分まで、幸せになってほしい。
しらゆきは兄弟をきっと見守ってくれています。
しらゆきの願いはきっと、しらゆきのような、不幸になるためだけに生まれてくる、この世に数十万といる野良の子・捨て猫たちを1匹でも減らすことだと思います。
数十万のしらゆきが、私たちの知り及ばないどこかで、この短いいのちを輝かしく燃やして
いることをいっときも忘れません。


あめゆじゅとてちてけんじゃ
(あめゆきをとってきてください)
あめゆき
しらゆき
天から降ってきたみたいな
可愛い子でした。
寄り添うしぐさがありました。
ほっとしたね。もう目薬もしなくていい世界へ行けて。
にくきうさんが、お花を届けて下さいました。
カードには
「しらゆきちゃん、いい子だったね、ゆっくりおやすみ」
とありました。
ゆっくり、ほっと、...みんなのもとで、おやすみなさい。