つくば市内で人形教室を主宰しておられる重松聖子様は大変動物好きでいらっしゃいます。
芸術活動の傍ら、犬猫の保護譲渡活動にも精力的です。
私たちが動物愛護活動をスタートするずっと以前から、この土地で野良猫不妊手術の助成金を!と署名活動を展開されてきました。
現在つくば市に、(野良猫ではありませんが)飼い犬猫の不妊手術にメス4000円、オス3000円の助成金があるのは、重松様ほか先輩ボランティアさんたちが何年か前に頑張って下さったお陰なのです。
私たちの署名活動の一環としてのポスティングをきっかけにご縁ができ、以来、お電話でお話しさせていただくことがたびたびございました。
市長との地区懇談会に出席された重松様は、そのあとで意見提案のお手紙を市長宛に送付されたそうです。重松様のご了承をとって、こちらにご紹介させて頂くことに致しました。
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(前略)
5、6年前、茨城県の犬猫殺処分数は年間6万頭、全国ワースト一位でした(当時の読売新聞)。現在は一万頭くらいに減ってきているようですが、これは動物愛護団体の方やその他心ある方々の地道な草の根運動の成果でもあります。
私も友人達と前藤沢市長の時代、犬猫殺処分数を減らすのは、避妊・去勢しかありませんので、市に補助金を出していただけるよう署名運動をして、市長に提出した経緯があります。その翌年、一匹につき3千円の補助金制度が出きました。
我家にも七匹の野良猫がおります。近所の一人暮らしのおばあさんが残していかれた猫や捨てられてた猫、野良猫が生んで置いていかれた猫等です。
全部自費で避妊・去勢をし、面倒を見ておりますが、ただ猫が好きで可愛いからだけではありません。
むやみに人間が小さな弱い命を殺してはいけないと思うからです。野良猫イコール殺処分すればよいといった考えの人間であっては命を大切になんて言っても子供達の心の教育にはなりません。どうやったら命を大切にできるか、ほんの一握りの人たちに押し付けているような社会・市政であってはいけないと思います。
ましてや、近隣の一部の人達から逆に避難されたりもあり、苦しい思いでいる場合もあります。
ここに新聞の切抜きを同封します。
アメリカでは殺処分にするのではなく、一旦、里親探しをするための場所があり、そこで里親が見つかるまで良い環境で世話をしているのをテレビで見ました。
タイでは、野良犬は人々がみな大事にしていて、皆の寄付金で餌代をまかなっている。イタリアのローマでは、野良猫も市民の一員という考えでコロセウムの跡地に観光客からの寄付をいただき餌代にしてボランティアの人達が面倒を見ている(テレビで放送)。こういった外国からみると、日本のモラルの低さに驚かされます。
しかし日本でも、熊本市のように殺処分数ゼロを目指して行政と市民が一体となって努力しているところも出てきました。横浜の磯子区では住民の話し合いにより野良猫を地域猫として皆が協力して面倒を見ています。東京では文京区や四谷の荒木町等でも地域猫として認められ、住民と共存しています。つくばは茨城県の中でも殺処分数が多く、極めて多い地域です。住民のモラルの低い地域では、つくばらしさに反するものです。
子供の心の教育は大人の行動により左右されるものです。命の大切さを教えるのは大人の責任です。
どうか、このことを重要なこととして市長さんにも考えていただき、政策に反映させていっていただきたいと切に切に願うものです。
市原市長様
重松聖子
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市民のひとりひとりが市政に関心を持ち、積極的に参加していくのはとても大事なことです。
ひとりの声が別の声につながって、やがては大きくなり、みんなの声となって
動物行政が良い方向へと変わっていくことを願ってやみません。